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「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ展 レポート

2019年3月17日〜31日 「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ(根に帰る)展 @川原田邸

参加させていただきました!ご来場ありがとうございました!


もともとは、ニューヨークアーティストの企画による、出身国も文化的背景も異なる10人のアーティストによるアマゾン熱帯雨林の環境をテーマにしたAMCアート&マインド センターでの現代美術展「アマゾン熱帯雨林からのアート」 アンダー ザ パーフェクトキャノピー(完璧なる天蓋の下で)展との姉妹開催。国際交流を目的としての企画でした。

 

 

<「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ(根に帰る)展プレスリリースより>

古来日本人は式折々の季節を感じ、自然と共に生き、自然と調和した暮らしをしてきました。
日本人の文化や感性にはその感覚が今も息づいています。
名古屋市昭和区にある川原田邸は、築およそ80年の古民家です。
自然豊かな庭をもち、手入れの行き届いた、まるで工芸品のような、繊細で美しい日本家屋です。
この日本家屋を生かして、日本人5人とアメリカ人1人の現代アーティストが、絵画、イ ンスタレーション、立体作品など、様々な作品を展示します。

「根」という言葉は、「キャノピー(樹冠)」の対語でもあります。「根に帰る」という言葉には、根本に帰る、自然に帰る、文化のルーツに帰る、歴史を遡 るなど、様々な意味を込めています。
近年、日本では生活スタイルも変わり、古いものの価値が見過ごされ、無下に扱われてい るという現実があります。
しかし、木にとって、根なければ枯れてしまうように、文化にも根があるのではないでしょうか?
大地にしっかり根がはってこそ、満開の花が咲きます。

自然にも多様性が大切なように、文化の多様性も重要だと考えます。それぞれの国や民族が、お互いの文化を尊重しあえる世界を願って、この展覧会を企画し ました。古い日本家屋に咲く、新しい花<アート>をお楽しみください。

 

 

<参加作家>

天野入華、神村泰代、篠田ゆき、ニシムラマホ、榊原民恵、水谷イズル、ニコリーナ・コバレンコ

 

<展示風景>


場やコンセプトとの関わりがとても丁寧でとても魅力的な作家さんたち。

ご一緒出来て、打ち合わせ、在廊、レセプションとも、とても楽しく刺激になりました!

 

そして何より、川原田邸とご夫妻の魅力!おもてなし力!!

建築物や調度品も興味深いものがたくさん。人が集まりおしゃべりにも花が咲く。素敵な時間と空間でした。

人が人を呼び、8日間の会期中、382人のご来場があったそうです!

 

他の作家さんの作品もおもしろくて、いっこいっこご紹介したいところですが割愛。

今回の展示の様子は後日カタログになって販売される予定ですので、ぜひそちらをチェックしてみてください。

一冊1500円+送料(3冊まで500円)

詳しくはまたリリースします。

気になる方はニシムラまたは主催のAMCアート&マインドセンターまでお問合せくださいませ。

 

今回の私の展示はこちら↓

 

<展示挨拶文>

華々しく咲く花はもちろん、頑なに握りしめた蕾、傷をかばってデコボコになった樹皮、

土に還る落ち葉、地面の下で渦巻いている根 etc…。
命の表現する仕草は、ひとつひとつ、どこをとっても、とても愛しくて魅力的なもの。

「SaKuRa」はサクラを追いながら見える世界を長く描き続け、
毎年縁ある場所で展示を行っていきたいと2010年より取り組んでいるシリーズです。

 

この度は、「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ展にあたり、川原田邸にご縁いただき、
お庭にある、ヤマザクラとサトザクラをイメージして新作を描かせていただきました。

 

おそらく、もともと土地にあった木を残したのではないかと思われるヤマザクラ。
昭和区の街路樹にもよく植えられている、庭木として植えられたであろうサトザクラ。

 

人間と自然の有機的な関わりから生まれる土地の景色の移ろいに思いをはせながら、
命が地表ににあふれだす、春のひとときを、お楽しみいただければ幸いです。

 

お会いできた皆様とこの場に感謝を込めて。


2019年3月21日 ニシムラマホ

 

<2階>

 

 

沖縄の赤土の土壁が美しく、窓の外にヤマザクラが見える。

この部屋で展示させてほしいとお願いして展示させていただきました。

出品作品:「ヤマザクラ」「サトザクラ」「読み人知らず」「梅は咲いたか」

 

<地下>

 

2010年に桜の根を描いた作品と、土の中で見えないけれどとぐろを巻いている根のエネルギーを視覚化するライブドローイングで構成しました。

出品作品: 「Reverse Stage~さかさまの舞台~」

 

モチーフにさせていただいた桜。ヤマザクラは会期のおわりに開花してくれました。

サトザクラは会期には間に合いませんでしたが、後日川原田邸に伺った作家さんに咲いてたよ!と写真いただきました。

嬉しい!

作品を見ていただけるのはもちろん嬉しい。それ以上に描いたイメージの根元に目を向けてもらえるのはもっと嬉しいです。

 

 

最後になりましたが、

同時開催のアマゾン熱帯雨林からのアート」 アンダー ザ パーフェクトキャノピー(完璧なる天蓋の下で)展

<参加作家>
Peter Adams, Tatiana Arocha, Ana Brotas, Michael Clemow, Josiane Dias, Elin Glaerum Haugland,
Nikolina Kovalenko, Daniel Kukla, Carla Mercedes Hihn, Luzia Simons

ニコリーナ・コバレンコさんの作品の紹介、アマゾンの現地リポートなどのアーティストトーク。

原野好正さんにより生物多様性についてのサイエンス&アートカフェ。

芸術、社会、生活、哲学、、、いろいろな角度から考える材料をもらえる盛りだくさんの企画。

 

グローバルとローカルと。人間と自然と。今と昔と。

対義語のようでいて、決して二極対立ではない関係があるはず。そんなことを感じつつ。

呼んでいただいて本当によかったです。

 

皆様、ありがとうございました!とてもよい経験になりました!

at 01:12, ニシムラマホ, 作品展レポート

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