ART OSAKA 2019 レポート

ART OSAKA 2019

2019年7月5・6・7日 ホテルグランヴィア大阪

GALLERY APA roomより出品

 

今年で4回目となるART OSAKA。

一年一年出会いを重ね、今年も無事充実したART OSAKAとなりました。

ご来場くださった皆様、ギャラリー、スタッフ、作家の皆様、ありがとうございました!!

 

毎年楽しみにして下さる方、遠方から足を運んでくださる方、はじめてもつ作品に選んでくださった方。

おひとりおひとりとの出会いが、また作品をつくり続けて発表していく励みになります!

 

画業の展開もいろいろありますが、一点一点作品を描いて、ひとりひとりの手元に届けていくかたちが自分の中の原点にあってART OSAKAはそういう大事な場所に年々なってきたなぁと思います。

 

またお会いできることを楽しみにまた作品を生み出していきたいと思います!

 

 

at 01:20, ニシムラマホ, 作品展レポート

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Inside Out 〜サミュエル・ベケット しあわせな日々 より~レポ

アップするのに一年近くかかりました。昨年の展示のレポートです。

 

2013年のYKOダンスカンパニー「Wonderful Days」出演の際、題材となったサミュエル・ベケットしあわせな日々」。

そこからサミュエル・ベケットにドハマりし、「しあわせな日々」の自分なりの解釈を作品にしてみたいと思っていました。

そこから5年。実現するタイミングを得たのが昨年でした。

 

Live & Installation Exhibition @ Gallery White Cube Nagoya Japan
「Inside Out 〜サミュエル・ベケット しあわせな日々 より〜」

 

 

<Dear Winnie>

 

半身を地面に埋めたウィニー。
地下に流れる意識を汲み上げ、地表に表現される肉体から発露する。
ただ、精一杯、存在し続けようとするように。

これは、わたしと、あなたと、だれかの中に存在する、”ウィニー”への賛美・礼賛である。

 

<会場あいさつ文>

 

このたびは、ご来場いただき誠にありがとうございます。

今回の展示は、サミュエル・ベケットの不条理演劇「しあわせな日々」にインスパイアされ制作したものです。

白の空間では、外側(Outside)に表現される世界。
黒の空間では、内側(Inside)に表現される世界を表しています。
二つの世界を行き来し、お楽しみいただければ幸いです。

そして、作品と鑑賞者の距離を0にし、そっくり裏返す(InsideOut)試みでもあります。
ぜひ、中央のドーム状の作品「Happy Dress」の中に入り、ウィニーのように外側の世界に半身を乗り出してみてください。
鑑賞者ひとりひとりが、ここに存在することに敬意を込めて。


今回の展示の空間音楽は、 “演劇作家として活動するかしやましげみつ、 劇伴活動を行ういちろー、 マルチプレイヤーで生花師でもあるKANAMORIN、 数々のバンドでベースを弾く舟橋孝裕、 の四名による、名古屋を拠点に活動するポエトリー・バンド”白線の内側さんに展示にあわせ制作いただきました。


23日(土)は白線の内側さんと、2014年に出演させていただいたダンス公演が今回のテーマサミュエル・ベケット「しあわせな日々」を知るきっかけとなったYKOダンスカンパニー鈴村由紀さんを迎えてのスペシャルライブを開催します。

 

そして、この展示はGallery White Cube Nagoya Japanさんの空間とサポートなくしては成立しないものでした。

 

この展示の実現にご協力いただいた皆様に心より感謝いたします。


2018年6月21日 ニシムラマホ

 

<白(Outside)の空間>

 

「Happy Dress」

「しあわせな日々」の主人公ウィニーが埋まっている丘の舞台装置。

ウィニーが埋まっている地中はどうなっているのだろう。とイメージしたのがドームの内側です。

 

 

 

<黒(Inside)の空間>

 

「Live Drawing」

白の空間の「Happy Dress」ドームの内側の続きの世界が黒の空間です。

壁のドローイングは6月23日のライブパフォーマンスで初動。その後、会期中加筆を続け完成させました。

 

会場音楽は白線の内側さんによる音のインスタレーション。

メンバー4人がそれぞれ録音した音が別々に再生され、ひとりごとをつぶやくように流れる4つの音源の偶然重なりがシンプルだけど二度と再現できない複雑な現象を生み出す。

メロディアス、ノイジー、ミニマル、言語、非言語。色々な音が共存。

相対的な関係でどこかが強くなったり、弱くなったり。 時々何かがかみあったように必然的に感じる不思議。

記憶について話すウィニーのセリフ 「いつか、ふっと、どこからともなく浮かんでくる」 そんな感触。

混沌とした無意識から、何かを浮かびあがらせる自我の存在を意識させられる空間になりました。

まさに、自分のやりたかったことを、自分以上に完璧に実現してもらえた会場音楽でした。

 

ちなみに、白の空間は、しあわせな日々劇中にでてくる「メリー・ウィドー」のオルゴールでした♪

 

 

 

<Special Live ニシムラマホ/鈴村由紀/白線の内側>

 

白の空間では、YKOダンスカンパニー主催ダンサーの鈴村由紀さんのソロパフォーマンス。

写真などアーカイブ残ってないのが残念!オフショットで!!

 

 

黒の空間では、白線の内側さんとニシムラの即興で壁画のスタートダッシュを。

 

 

ありがとうございました!!!

at 00:05, ニシムラマホ, 作品展レポート

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「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ展 レポート

2019年3月17日〜31日 「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ(根に帰る)展 @川原田邸

参加させていただきました!ご来場ありがとうございました!


もともとは、ニューヨークアーティストの企画による、出身国も文化的背景も異なる10人のアーティストによるアマゾン熱帯雨林の環境をテーマにしたAMCアート&マインド センターでの現代美術展「アマゾン熱帯雨林からのアート」 アンダー ザ パーフェクトキャノピー(完璧なる天蓋の下で)展との姉妹開催。国際交流を目的としての企画でした。

 

 

<「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ(根に帰る)展プレスリリースより>

古来日本人は式折々の季節を感じ、自然と共に生き、自然と調和した暮らしをしてきました。
日本人の文化や感性にはその感覚が今も息づいています。
名古屋市昭和区にある川原田邸は、築およそ80年の古民家です。
自然豊かな庭をもち、手入れの行き届いた、まるで工芸品のような、繊細で美しい日本家屋です。
この日本家屋を生かして、日本人5人とアメリカ人1人の現代アーティストが、絵画、イ ンスタレーション、立体作品など、様々な作品を展示します。

「根」という言葉は、「キャノピー(樹冠)」の対語でもあります。「根に帰る」という言葉には、根本に帰る、自然に帰る、文化のルーツに帰る、歴史を遡 るなど、様々な意味を込めています。
近年、日本では生活スタイルも変わり、古いものの価値が見過ごされ、無下に扱われてい るという現実があります。
しかし、木にとって、根なければ枯れてしまうように、文化にも根があるのではないでしょうか?
大地にしっかり根がはってこそ、満開の花が咲きます。

自然にも多様性が大切なように、文化の多様性も重要だと考えます。それぞれの国や民族が、お互いの文化を尊重しあえる世界を願って、この展覧会を企画し ました。古い日本家屋に咲く、新しい花<アート>をお楽しみください。

 

 

<参加作家>

天野入華、神村泰代、篠田ゆき、ニシムラマホ、榊原民恵、水谷イズル、ニコリーナ・コバレンコ

 

<展示風景>


場やコンセプトとの関わりがとても丁寧でとても魅力的な作家さんたち。

ご一緒出来て、打ち合わせ、在廊、レセプションとも、とても楽しく刺激になりました!

 

そして何より、川原田邸とご夫妻の魅力!おもてなし力!!

建築物や調度品も興味深いものがたくさん。人が集まりおしゃべりにも花が咲く。素敵な時間と空間でした。

人が人を呼び、8日間の会期中、382人のご来場があったそうです!

 

他の作家さんの作品もおもしろくて、いっこいっこご紹介したいところですが割愛。

今回の展示の様子は後日カタログになって販売される予定ですので、ぜひそちらをチェックしてみてください。

一冊1500円+送料(3冊まで500円)

詳しくはまたリリースします。

気になる方はニシムラまたは主催のAMCアート&マインドセンターまでお問合せくださいませ。

 

今回の私の展示はこちら↓

 

<展示挨拶文>

華々しく咲く花はもちろん、頑なに握りしめた蕾、傷をかばってデコボコになった樹皮、

土に還る落ち葉、地面の下で渦巻いている根 etc…。
命の表現する仕草は、ひとつひとつ、どこをとっても、とても愛しくて魅力的なもの。

「SaKuRa」はサクラを追いながら見える世界を長く描き続け、
毎年縁ある場所で展示を行っていきたいと2010年より取り組んでいるシリーズです。

 

この度は、「自然と人間」 リターン トゥ ザ ルーツ展にあたり、川原田邸にご縁いただき、
お庭にある、ヤマザクラとサトザクラをイメージして新作を描かせていただきました。

 

おそらく、もともと土地にあった木を残したのではないかと思われるヤマザクラ。
昭和区の街路樹にもよく植えられている、庭木として植えられたであろうサトザクラ。

 

人間と自然の有機的な関わりから生まれる土地の景色の移ろいに思いをはせながら、
命が地表ににあふれだす、春のひとときを、お楽しみいただければ幸いです。

 

お会いできた皆様とこの場に感謝を込めて。


2019年3月21日 ニシムラマホ

 

<2階>

 

 

沖縄の赤土の土壁が美しく、窓の外にヤマザクラが見える。

この部屋で展示させてほしいとお願いして展示させていただきました。

出品作品:「ヤマザクラ」「サトザクラ」「読み人知らず」「梅は咲いたか」

 

<地下>

 

2010年に桜の根を描いた作品と、土の中で見えないけれどとぐろを巻いている根のエネルギーを視覚化するライブドローイングで構成しました。

出品作品: 「Reverse Stage~さかさまの舞台~」

 

モチーフにさせていただいた桜。ヤマザクラは会期のおわりに開花してくれました。

サトザクラは会期には間に合いませんでしたが、後日川原田邸に伺った作家さんに咲いてたよ!と写真いただきました。

嬉しい!

作品を見ていただけるのはもちろん嬉しい。それ以上に描いたイメージの根元に目を向けてもらえるのはもっと嬉しいです。

 

 

最後になりましたが、

同時開催のアマゾン熱帯雨林からのアート」 アンダー ザ パーフェクトキャノピー(完璧なる天蓋の下で)展

<参加作家>
Peter Adams, Tatiana Arocha, Ana Brotas, Michael Clemow, Josiane Dias, Elin Glaerum Haugland,
Nikolina Kovalenko, Daniel Kukla, Carla Mercedes Hihn, Luzia Simons

ニコリーナ・コバレンコさんの作品の紹介、アマゾンの現地リポートなどのアーティストトーク。

原野好正さんにより生物多様性についてのサイエンス&アートカフェ。

芸術、社会、生活、哲学、、、いろいろな角度から考える材料をもらえる盛りだくさんの企画。

 

グローバルとローカルと。人間と自然と。今と昔と。

対義語のようでいて、決して二極対立ではない関係があるはず。そんなことを感じつつ。

呼んでいただいて本当によかったです。

 

皆様、ありがとうございました!とてもよい経験になりました!

at 01:12, ニシムラマホ, 作品展レポート

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軽井沢ニューアートミュージアム・ショップChallengeWall「ニシムラマホ展」

2018年10月10日(水)〜11月26日(日)

軽井沢ニューアートミュージアム・ミュージアムショップ内のChallengeWall企画「ニシムラマホ展」開催でした!

 

初長野!軽井沢!とても素敵な現代美術館での展示のご縁、嬉しかったです!

ご観覧、作品ご購入いただいた皆様、ありがとうございました!

 

展示案内、作家の紹介や、中国語訳など、丁寧に作品と観覧者を繋いでくださる、ミュージアムのお仕事にも感動しました!

 

http://knam.jp/events/2018/10612/

 

 

 

 

 

 

 

会期後も2019年1月15日まで、企画に参加された作家さんの合同展示に引き続き2点出品させていただきました。

 

ありがとうございました!謝謝(^人^)

at 22:19, ニシムラマホ, 作品展レポート

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GALLERY APA FineRoom ニシムラマホ個展 「花の名前」

2018年12月1日(土)〜12月23日(日)GALLERY APA FineRoom ニシムラマホ個展 「花の名前」

 

 

2018年活動の〆はお世話になっているGALLERY APAさんFineRoomでの個展!

オープニングでもお話ししましたが、今年は後半、作品制作が完成点数的に伸び悩み、至らない思いもあったのですが、それをはねのけるくらい、変わらぬ応援や新しいご縁いただけて、本当に感謝の限りでした(;人;)

 

「花の名前」〜花は自分の名前を知らずに咲いている〜をテーマに、

何ものでもない絵具の滲みから、何ものかなのかを探すように描く抽象的な花のアクリル画。

取材した花や植物をモデルにした線画作品。(こちらは植物の名前。品種名をタイトルにしました)

を、中心に構成。

 

前半は新作を中心としたシンプルな展示。

 

幸い新作を中心にご売約が決まり、後半は旧作を追加しつつの展示となりました。

 

 

 

”花は自分の名前を知らない。何者なのかわからずに、ただ咲いたり、散ったりしている。それでいい。”

 

絵も、そういうものであれたらいいな、というのが今回の展示落としどころでした。

そして、その花に美しさをみいだして、名前を付けたり、飾ったり、種を蒔いて育てたり、誰かに贈ったり、そういう人の営みも素敵だなと思うのでした。

 

ありがとうございました!!

 

GALLERY APAさんでは、年明けすぐAPA BEST10 vol.5出品です。

来年末にはMain Room個展が決まっています。

どんな花が咲くか楽しみに。来年もよろしくお願いいたします。

 

 

2019年1月5日(土)〜27日(日) ※月曜休み・祝日の場合は順延

11:00〜19:00 (初日は18:00、最終日は17:00まで)

【アートで遊ぼう!第2弾「福笑い」】1月5日(土)15時より、オープニング始まるまでの1時間。

【オープニング】1月5日(土)16時より

GALLERY APA 〒467-0003名古屋市瑞穂区汐路町1-14 2階

at 22:44, ニシムラマホ, 作品展レポート

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ART IN PARK TOKYO 2018 GALLERY APAブース 出品

2018年3月9日〜11日  パークホテル東京 GALLERY APA room 出品でした!

ありがとうございました!

 

 

 

 

31Fアーティストフロアの回廊展示。吹き抜けにプロジェクション投影も!

 

 

GALLERY APA room

 

いのちのかたち Shape of Life

針金(ステンレスワイヤー)で動物・昆虫・植物など生物をかたちづくる橋寛憲。

流動的な命のかたちを感じさせる有機的な世界を描くニシムラマホ。

”いのちのかたち”をテーマに、その魅力を楽しむ生命力溢れる展示となりました!

 

 

 

 

 

 

窓辺は無機質なビルを背景に有機的な線が浮かぶ作品。昼と夜で表情が変わります。

 

 

 

at 23:40, ニシムラマホ, 作品展レポート

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GALLERY APA 個展「世界を全部、花束にして」でした*

 

「世界を全部、花束にして」無事終了いたしました!
ご来廊いただいた皆様、APAさん、展示ご一緒だった美帆さん、ありがとうこざいましたー!
差し入れも感謝です(^人^)

 

作品を観ていただいて、感想いただいたり、お手元に届けることができたり。
私にとっても、作品にとっても、幸せで大事な時間でした。

 

 

今回は「世界を全部、花束にして。」をテーマに花や花が咲くように広がっていく世界を描いた作品を出品しました。

作風やスタイルを計画的に統一するのが得意でなく(^^;)
線画、アクリル画、油彩と、色々な技法、雰囲気の作品をテーマにあわせてチョイス☆

ミニミニキャンバスからF50まで約70点を展示しました。

 

 

今回、ようやく新作出せた油彩画。

大阪にあわせて制作した2017年のMAX作品「夢の岸辺」もたくさんの方にみていただけてよかったです(*^ω^*)

一点一点、見てこう感じたよーとか、こんなイメージで描いたよー。とか、会話する中で、あー、この絵はこういう絵だったのか〜!と深まったり、あらたな一面を発見出来たり。

絵は作者だけでなく見て感じてくださった方々と描いていくものだと思います。

 

 

会期中行っていた、ライブペイント、もとい、公開制作の絵巻物ペイントも賑やかに完成しました〜*

 

そんなこんなで、2018年の活動を元気に締めくくることができました。

来年も、色々と挑戦なスケジュールが決まってきています。

GALLERY APAさんでは、来年も同じく年末にFineRoomの方で展示が決まっています。
来年の今頃にはどんな作品をアウトプットできているのか。私もとてもワクワクしています。

 

来年もよろしくお願い申し上げます(^▽^)/

at 22:48, ニシムラマホ, 作品展レポート

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ART OSAKA 2018 GALLERY APA room 出品でした*

遡りますこと、 7/7〜9ホテルグランヴィア大阪で開催されたART OSAKA2017に、GALLERY APAさんより出品させていただきました。

ありがとうございました!

 

「アートをもっと身近に」をコンセプトにしたGALLERY APAさん。

私は、こどもの情景を描く加藤雅也さん、針金で生き物をうみだす橋寛憲さんとご一緒。

親しみがありエネルギッシュな展示でとても盛況。

Room+では女性の存在や装飾性をテーマにした島嵜りかさんのクオリティ高い個展空間が展開されていました。

 

 

 

 

私は2010年のAPAさん個展より制作を続けてきた「SaKuRa」シリーズを中心に出品させていただきました。

 

「夢の岸辺」 2017年 F50号 アクリル・キャンバス ¥200,000-

 

ペイント作品は、垂らした絵具から、徐々にイメージが沸き上がるような流れで描いています。

桜の花も、実際咲いている花を描くというより、花がかたちになろうとしたり、かたちのないものに帰ろうとしたりする状態を描いているのだと思います。

 

左:「満月」 2017年 S4号 アクリル・キャンバス ¥30,000-(Sold Out)

右:「祝福」 2017年 SSM号 アクリル・キャンバス ¥18,000-(Sold Out)

 

「道半ば」 2017年 200×600mm×20mm アクリル・キャンバス ¥35,000-

 

 

アウトプット減り気味ですが、モノクロの新作も。

SaKuRaシリーズの線画はペイントとは逆に、あちこちで撮影した実際の桜の写真から線画に描きおこし、そこにイメージを付加して作品にしています。

 

枯れ木の上の鳥と、桜の枝。

左「旅立ち」 2017年 Ø150mm 和紙・ボールペン・アルコールマーカー ¥13,000-

御衣黄桜。

右「読み人知らず」 2017年 Ø100mm 和紙・ボールペン・アルコールマーカー ¥7,000-(Sold Out)

 

ミニキャンバスもだしました。

右上3点 2017年 50mm角 アクリル・キャンバス ¥2,000-(Sold Out)

 

 

左「not a dead end」 2017年 300×600mm×20mm アクリル・キャンバス ¥40,000-

電線や菌類の都合で切断された行き止まりの幹の脇から伸びる枝。

華やかな作品ではありませんが、ずっと描きたかった作品。搬入の朝に仕上がりました。

 

そして、今回もまた、いろいろご縁あり、作品をお手元に届けることができ嬉しかったです。

「はじめて作品を買うよ」という方も多く、作品をもつ楽しみのきっかけになれれば何よりです。

 

こうして作品を描き、発表し、流通にのせることは、私にとっては届くかわからないメッセージボトルを海に投げ入れるみたいな感覚で、それを拾い上げてくれる方がいることに何より浪漫を感じています。

もちろん、大海を渡るために荒波を渡りきる強度をもった船をつくり、航路を確認し、乗組員をあつめ、万全を尽くして渡る航海もあるのですが。

それでも、100年後、300年後、農家の納屋とかからひょっこりでてきたり、巡り巡って地球の裏側のBARなんかにかかっていたり、どこかのコレクションに紛れていたり。

ゆるやかに遠くに届く何かもきっとあるんじゃないかな。という予感にもまた浪漫を感じていたりします。

at 01:16, ニシムラマホ, 作品展レポート

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APA BEST10 vol.2 出品でした!麻雀シリーズ解説付

遡りレポート。気づけば2か月近く前ですが^^;

GALLERY APAさんのおすすめ作家を紹介する企画グループ展「APA BEST10 vol.2」出品させていただきました。

ご高覧くださった皆様、作家の皆様ありがとうございました!

 

 

「花鳥風月」「麻雀」でまとめ出品してみました。

 

昨年の夏からハマった麻雀。会う人会う人に麻雀麻雀と煩い人になっています(^^;)

麻雀あまり打てないフラストレーションを絵にぶつけておりました。

 

…というとネタのようですが、モチーフ選びは大真面目に。

テーマとしている「 イメージの連鎖反応を描き留めることで生まれる有機的な世界 」に親和性が高いと思って描いています。

バラバラのそれ自体に価値はない136枚の牌から、偶然と必然の意思で自分の手牌に価値を生み出していく。

「色即是空空即是色」の世界感にも通じるような。

 

昨年の個展「空のかくしごと」より

「しきそくぜくうくうそくぜしき」 2016年 S30号 アクリル・キャンバス ¥90,000

 

絵具をランダムに垂らすところから、形を徐々に見出していく描き方をしていますが、この個展は形なりそうでならないところを意識してだしていました。

 

そして今年のスタートはイソコから。

「緑の不死鳥」 2017年 F0号 アクリル・キャンバス ¥8,000(Sold Out)

 

イメージは繋いだり解いたりで意味が変容するもの。

麻雀を知らない過去に描いた作品も、もう麻雀にしかみえなくなる現象。

「あの山を越えて陽は昇る」2013年 F6号 アクリル・キャンバス ¥30,000

 

実際の麻雀は月に1・2回しか打てないですが、それでもドラマチックなことはおこるもので本当に面白い。

心が動くことは絵にしやすいので、モチーフに困らなくていいです。

 

筒子の清一色までもう一歩だった局より。

左「心臓色の月」2017年 角10cm アクリル・キャンバス ¥6,000(Sold Out)

 

右「くもの糸」2017年 7×10cm アクリル・キャンバス ¥4,000

 

センターで出品した作品。

「海底撈月」2017年 F8号 アクリル・キャンバス ¥35,000

 

昨年12月。友人が初麻雀であがった海底撈月が美しかった。

今年の春まで借りていた共同アトリエでの最後の作品でもありました。

 

最後までわからないから、これからもあきらめずにやっていこうと思います。

at 11:40, ニシムラマホ, 作品展レポート

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GALLERY APA Fine roomニシムラマホ個展「空のかくしごと」終了しました!

 

 

一年の展示の締めくくりGALLERY APA Fine roomニシムラマホ個展「空のかくしごと」無事終了しました!

ありがとうございました!!

 

今回の展示は「空のかくしごと」をキーワードにアクリル画を中心に線画とライブペイントも交えつつ構成しました。

 

今回の個展のメインの挑戦として「しきそくぜくうくうそくぜしき」シリーズをだしました。

私は雲を眺めてそれが花に見える動物に見えるとか色々空想(イメージ)するような描き方をよくしますが、今回は空想(イメージ)に物語や形に成らない、けどそこから何か生まれそうなところでとめるトライ。

一回そこに行っておきたい時節とお年頃。

 

こちらは線画時代から描いている、つかみどころのない雲を線(イメージの輪郭)に置き換える(翻訳する)「雲をつかむような話」新作も少し。

 

 

あと、あちこちで描いたライブペイント。スライドショーと原画の一部をポストカード「 a piece of LIVE 」と封筒「 a piece of LIVE 〜AIR MAIL〜」に。その瞬間その瞬間描いて分解して描いて分解してのライブペイントはまさに色即是空空即是色ですので、展示したいとこでした。

 

 

また、入り口側の壁面は今年は”山県里帰りプロジェクト”やART OSAKAでの水回りでの展示など、「水」を作品にすることも多かったこともあり、A面に岐阜県山県市北山地区の雨乞い文化や風土から着想を得て描いた作品、B面にさらに水を展開して女子力とマイブームの麻雀を加えた(だんだんよくわからない展開)「人魚姫」シリーズからの嶺上開花「あなたのために咲いた花」シリーズを展示してみました。

アプローチは違っても結論は結構同じな水シリーズでした。

 

まるっとまとめて「空のかくしごと」でした。ご高覧ありがとうございました!

 

APAさんでは、また来年の12月にMain roomで個展させていただきます。

来年はどんな作品に出会えるか。描く本人も楽しみに。

来年もよろしくお願いいたします!

at 17:44, ニシムラマホ, 作品展レポート

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